老いについて

雑記

いつもは本の感想を書くのだが、今日は最近思ったことを
書きたい。

老いというと眼が衰える(見えにくくなる)や耳が
聞こえにくくなるや膝や足が悪くなる身体的な事に
加えて、コミュニケーションの低下があることがわかった。
コミュニケーションの低下とは相手が言っている事が
理解できないでいることだ。このことは認知症の症状に
あるのかは専門家ではないので分からないが、ある程度の
年齢がきたら、誰にでも起こりうることではないか。

なぜ私がこのコミュニケーションの低下(相手の言っていることが
理解できないこと)を書こうかと思ったのは、義理母が
病院の予約の時間を理解できないことがあったからだ。
最初は耳が遠くて聞こえていないから説明がわからなかったのだろうと
思っていたが、そうではなかった。
病院の予約で12時に来てくださいと言われているのに、
12時ぐらいに行けばいいだろうというのだ。家から病院まで車で
10から20分はかかる。大きい病院だから駐車場を探すのにも時間が
かかるからその分も考慮にいれなければいけない。
私は11時半ぐらいに行くよと伝えたが義理母はなぜ早く行くのか
理解していないみたいだった。
義理母の中にはドラえもんのどこでもドアがあるのかもしくは
時空が曲がってすぐ病院に着くようになっているのかわからない。

そういうことがあった2,3日後違う病院で年配のお婆さんに
”まだ午後の受付は始まってません。いつもだったらこの時間は
病院は閉まってます。”としきりに言っているのだが、その年配のお婆さんは
まったく理解していない様子。午後の予約があるから今来て何が悪いぐらいにしか
思っていない。最後には受付の人は”予約の5分前ぐらいでいいよ”と呆れた様子だった。

こういうことが何度も起こると対処法は?と考えてしまう。
一番いいのは話が理解できる人が付き添うことだと思う。娘や息子なんなら
孫だっていい。話が理解できる人が付き添ってあげると年配者本人も
安心するんじゃないか。
そういう人がいないのなら、付き添ってくれる人を雇うのがいい。
お金は発生するが、病院側や本人も互いにスムーズに行く。
ちょっとしたことなんだけど、かゆいところに手が届くサービス(お金はかかるが)が
出来ればいいな。いずれはみんな年を取るんだから。

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