もしこの書店があったら入り浸り
内容
米澤穂信の厳選した本の紹介と対談
感想
実はこの作家の本をまだ読んだことがない。
読んだことがないが、本の紹介の仕方が
すごく上手でどれもこれも読みたいと強烈に思った。
この作家の本好き、愛情あるコメントもよくて
私もこんな風に書けたらいいのにと思った。
それと同時にまだまだ知らない本がたくさんある、
死ぬまでに読みたい本をすべて読めるのだろうかと疑問が湧いてきた。
今50歳だからもう少し老眼が進めば読みたい本を
すらすらと読むことも難しくなるだろう。
それでもここで紹介されている本は少なくても半分以上は
絶対に読んでみたい。外国のミステリなどまだまだ手つかずの本や
未開拓の本がたくさんありそう。
大人になってから（妊娠中）読書を始めたので
今までに冊数は読んでいない。子供の時は漫画が好きだが
小説はあまり読んでこなかった。それが妊娠して時間が出来て、
読書をするようになった。本選びは図書館や書店で適当に選んで
いたが、そのうち自分の好きな作家ばかり読むようになって
だんだん偏ってきた。それではあかん！と思い、今は気になる本や
ジャンル問わず乱雑になんでも読むようにしている。
だから色々な本が紹介されているものは私にとっては
今後の本選びで非常に重宝する。
朝井リョウとの対談の中で”まぶしいです。”という言葉が出てきた。
『正欲』を読んだ時、50歳の私にはきらきらしてまぶしすぎると
思った。だからあえてブログには書かなかった。
私と作者の言っていることはニュアンスがちょっと違うが
やっぱり若さがあるからキラキラしているんだと思った。
その若さがおばさんにはちょっときつい時もある。
機会があれば作者の小説？ミステリーを読みたいと思う。
