回数にすれば、月に一、二回まったく夕飯の
献立が思いつかないことがある。冷蔵庫にある
食材を見ても(食材がほとんどないこともあるが)
献立を考えられない。作りたくないのではなく、
思いつかないのだ。頭を振っても、捻っても、
どうしても思いつかない。頭がフリーズしているようだ。
そんなときは常備してあるインスタント麺の出番だ。
だいたい冷凍のコーンと卵、それとあればねぎを刻んだものを
入れて作る。それだと家族からもあまり文句は出ない。
私の家では夕飯は絶対食べる派だ。それもご飯じゃないと
だめだ。私や子供はご飯じゃなくてもいいが、旦那が
絶対夕飯はご飯じゃないとだめだ。それ以外だと食べた気が
しないらしい。
たまたま他の家の夕食事情を知った。ある家庭では子供が
中学生で塾やら部活やらで忙しい。だから夕食は
コンビニのおにぎりを車の中で食べたと言っていた。
また違う家庭ではごくまれにお菓子で夕食を済ますらしい。
それぞれの家庭でこんなにも夕食事情が違うのが驚いたが、
それもしょうがないかという気持ちになった。
中学生や高校生になったら、夕食を食べている時間がないほど
色々な事に追われている。
子供だけではなく年を取れば、段々食が衰えてきて
夕食も食べなくても平気な人もいる。私も夕食は食べなくても
いいかなと思う時もここ最近多い。たぶん一人だったら
夕食は食べなくなるような気がする。
今は家族がいるから作って食べているが、子供が巣立って行って
旦那と二人になったらどうなるのだろうとふと思ってしまう。