結婚物語

結婚って大変

内容
陽子と正彦くんの結婚物語

感想
私の結婚する時は、結婚の挨拶も顔合わせも本格的に
してないし(会食程度)結婚式も上げてない。
二次会もなく至ってシンプルにした。
だがこの本読むといかに結婚が大変か。
こんなにやることがあるのかとびっくりした。
陽子のお父さんやお母さん(違う意味で)説得から始まって
式場選び、段取り、新居を決め引っ越し、おまけに
新婚旅行。もううんざりするぐらいにやること、
決めることが多い。結婚をするのにやることが多いこと。
本当にこれって二人で決めなきゃダメなことなのか。
衣装合わせも両親から口出しがあるし、私だったら
何もかも諦めて、すべてやらないことを選択する。

こんな大変な結婚をして離婚したら目も当てられない。
でも芸能人とか無駄な立派な結婚式をして
離婚とか当たり前にあるんだなと思ったら、結婚って
イベントなのかもしれない。思い出作りと思ったら
いいのかな。

久しぶりに新井素子の小説を読んだ。題名は忘れたけど
SFものを読んだ記憶がある。けれど『結婚物語』はなんだか
慌ただしい感じで新井素子ってこんな作風だったかな。
それとも実生活に近いから慌ただしくなるのか。
でも新井素子の素がのぞけてちょっとうれしい。
『結婚物語』の続編も出ているので次もまた読みたい。

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