母という呪縛娘という牢獄

一歩間違えば

自分の子がよその子よりできれば、親は自ずと期待は
する。より良い大学、より良い職へついてほしいという
願望はあるだろう。それが将来安定して生活できるということだから。 
それは否定しない。もしも子供がものすごく優秀でなんでも出来るのだったら
期待はするだろう。一歩間違えばあかりの母親のようになるかもしれないが
自分の子にはそのことを強制しない。私は自分の子は自分の好きな道に行って
自分が納得する人生を送ってほしい。根本的なところであかりの母親とは違う。

母親は娘のあかりに自分の願望を押し付けた。
本を読んでいるとあかりはいい子なんだろう。
勉強も出来て、母親が医学部と言わなければ、現役で
国立大学へ行ける学力を持っていたのに。
なぜ母親はこんなに自分の願望を押し付けるのか。
もしかすると母親が出来なかったことを娘に託そうとしたのか。
母親のことは(学歴など)は出てこなかったが
そんなに頭が良くなかったのではないか。
公立の中学校をバカ校と言ったり、前のパートも工場だから、
母親自身が高学歴な感じではない。
もし母親が高学歴ならもっと地位の高い職についている。
自分が出来ないことをなぜ娘にやらそうとするのだろう。

父親は母親に嫌がさして家を出た。たらればだけど
父親が家で同居してたのならあかりは母親を殺害しなかった。
国立大学も現役でいけたかもしれない。

あの母親と一緒に暮らしていたら母親に洗脳されてどうしようもなかった。
長年洗脳されたら逃げられない。
あかりが就職をしようとした時も、母親が阻止した。
あかりは母親から逃げるチャンスはあったけれど
すべてつぶされた。殺害はあかりが母親から脱出する唯一の方法だった。
そう思うとあかりはかわいそうだなと思う。

楽天ブックス
¥1,980 (2024/11/20 14:55時点 | 楽天市場調べ)
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました