読書感想文 「「超」入門失敗の本質」を読んで

失敗の本質は前に読んだが戦史やビジネスとどういう風に関りがでてくるのか
よくわからなかったがこの前たまたまネットで検索していたら
この本を見つけた。これは読んでみる価値があると思い、読んでみた。

日本軍ははじめ、快進撃で勝利が多かったが最後には敗戦した。
日本企業も高度成長期には世界と並ぶ企業が多かったが
高度成長期以後徐々に衰退していき、現在に至る。
日本軍と日本企業は共通点が多く、学ぶことがあるではと書かれたのが
失敗の本質である。
 
敗戦の原因が物資や外的要因だけではなく、日本人の曖昧さで
あったり過去の勝利の型でいつまでも同じ戦い方を当てはめたり、
周りを見ずに戦略を立てたりして日本人特有さがマイナスに作用している。
特に最後第7章では集団の空気のことが書かれているがこういうふうに
なるのは日本人だけなのかもしれない。
「空気の」研究(山本七平著)で言葉で表した空気(その場の雰囲気)を
知ったが日本人だからその空気がは当たり前になっていてそんなことは
考えもしなかった。そのことを思うと日本人は外国人から見れば
独特の変わった存在なのか。 
しかし戦時中のことを想像してみると緊張や疲労などが常に出ている
状態で正常な判断ができるかと考えると
現代でさえ睡眠不足などがあっただけでもまともな判断ができないのに
その当時のことを思うと正気の沙汰ではない。

失敗の本質自体ずいぶん前の本だがこれからのビジネス面で役に立つこと、
心構えのようなことが書いてあるので読んでも損はない。
失敗の本質を読んでさらに「超」入門失敗の本質を読んで理解を深めても
よい。
こういうビジネス書を読むと仕事がすごくできそうな錯覚が起きる。
専業主婦のくせにと自分自身思うのだが何かの時には役に立つかな。

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