ハグとナガラ

笑って、しゃべって、食して、浸かる

30代半ばから50代にかけてライフスタイルが
変わっていく。
自分の身体の変化(更年期のイライラや不調)や
仕事や経済的なこと、親のこと(親の病気や介護)
などなど変化せざるを得ない。
ハグとナガラも年に何回か行く旅行も見送らざる負えなかった。

私も五十代に入った。だがハグとナガラの二人のような
親友と呼べる友はいない。だから読んでいて本当に
羨ましい。
一人旅も楽しいのだけど、一緒に笑ってしゃべってくれる人が
いないのは寂しい気はする。
いつもは会わないけれど、年に何回か一緒に旅行に行き、
お互いの近況報告からよもや話までずーっとしゃべっていられる。
女性はそういうのが楽しい。男性にはない楽しみかもしれない。
だから姦しいと漢字もあるのかも。

寝食ともにしてもイライラしない、自分の興味がある物には
別々の行動してくれる、一緒に温泉も入れる、
私の鼾や歯ぎしりにも我慢してくれる友達が
居たら一緒に旅行に行くだろう。なかなかそういう友達は
見つからない。だから私は一人旅をする。

泣いてしまった場面もあった。もう自分の母親はいないのに
もし今も生きていたらと思ったらつらくなった。
私だったらどうしただろう。認知症の母親と一緒に居られるだろうか、
仕事と同時進行していくことはできるだろうかなどなど。
多分どれも同時進行もできず、介護施設にまかせっきりになるだろう。
悲しいけれど。

ハグとナガラは終わってしまったけれどまた復活してほしい。
続編求む。

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