地震があった日は山のほうの日帰り温泉に行った
帰りだった。車の運転をしていたら
急に携帯電話が鳴り、何事かと助手席の
夫に聞いたら能登で大きな地震だと言った。
その時点で富山でも震度3ぐらいで揺れていたのだが
車に乗っていて揺れには全く気が付かなかった。
そのうちに車に運転できないほどの揺れで
路肩に停車した。前を走っていた車も停車していた。
その時はどれほどの大変な地震か理解してなかった。
揺れが収まったのでそのまま家(海側)へ帰ったのだが
反対車線は山に避難する車で渋滞になっていた。
途中でスーパーに寄り、パンなどを買った。
スーパーも地震の影響で早めに閉店するのでぎりぎり
買い物ができた。その時スーパーでトイレを済ませば
よかったのに、トイレをせずに出てきてしまった。
こういう状況ではトイレは出来るときに済ませることが
いかに重要か。
あまりにもすれ違う車が多いので、不安になって
このまま家に帰るのはまずいから大きな駐車場で
一時間から二時間ほどしてから義理父宅に行った。
テレビを見ながらご飯も食べたが、運転中に気が張っていたのか
ご飯を食べてても味も何もなく、心臓がバクバクして
少し体調が悪くなった。休んだら体調も良くなった。
次の日にはスーパーのアルバイトあったので出勤したのだが
地震の後とまだお正月だということで沢山の人が来ていた。
人は自然災害には脆弱だけれども、日常を取り戻す力も(復活する力)
ものすごいと思った。
震災で亡くなられた方には心からお悔やみ申し上げます。
みんなにこれ以上つらいことが起こらないように。