「イーヴィル・デッド 駄菓子屋のファウストの悪魔」を読んで

いつも本を選ぶときは小説だったら有名どころや何らかの賞を取った本や
自分が興味を持ったものを読むのだが作者を全く知らないで、おまけに自分が興味を持った本ではないのは初めて選ぶかもしれない。それ故に正直あまり期待もしていなかった。
 
時代背景が自分の小学生や中学生の時と同じくらい年代で懐かしい感じがした。
喫茶店にあったテーブルのゲームのパックマンやら(本の中では駄菓子屋だが)
駄菓子のチョコバットやら。特にドリフとひょうきん族がは話に出てきたときは
そういえば、私はドリフ派だったけど、ドリフが終わってしまってそれからひょうきん族
見始めたけど、今では考えられないぐらい過激でこれは放送してもいいのかと
子供心に思ったのを思い出した。昔のテレビは今のYouTubeでもかなわないくらい
過激だった、だから面白かった。

ミステリだけの情報はあったが読み進めると昔、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを読んで
知らない言葉や意味も分からず読み進め、ワクワクやドキドキがあり、すごく面白くて
夢中で読んだその感覚が蘇ってきた。子供のころはあまり本を読まなかったが
江戸川乱歩の本だけは読んだ記憶がある。そんな気持ちになったのが嬉しくて
懐かしくなった。

江戸川乱歩のようにきわどいシーンもないし子供も大人も楽しめる本だ。
きっと続編もありそうなので、続編が出たら読みたい。
期待していなかった分、当たりを引いた気分だ。

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