FOX POSEシーズン3第6話

映画ドラマ

内容
プレイ・テルはHIV感染で右目の視力を失いつつあった。
一方エンジェルは実父に会いに行き、、、。

感想(ネタばれあり)
とうとうプレイ・テルの病状が悪化してきたかと思うと胸が痛くなった。
まだ生きている!と自分自身に言い聞かせるように叫んでいるのは
諦めていない、生に執着していると思っていたがキルト作りのシーンが出たときには
終活の最終段階に入っていて覚悟をきめているのがわかった。
自分の終活の最終段階には何がしたいだろうと考えてしまった。

エンジェルの父親は親としての世間体(それだけではないかもしれないが)でエンジェルを女性として認めていない。いろんな親子関係があるがLGBTqの子供に対して
親はどのように接すればよいか。子供としては血縁関係だし、
大切な親だからずっと仲良くしていきたいという思いがあるのだろう。
逆も然りで母親も父親も当然自分と血がつながった子供なら大事にしたいだろう。
今まで男や女と思って育ててきた子供が違う性やそれ以外の性だと
当然親はパニックになる。そのことを理解しようと努力はするけれど、どうしても
理解できないことはあるだろう。だからエンジェルの父親の気持ちも
お金の援助をしてもらっても自分の意志は曲げられないのもわからないでもない。

エンジェルは父親に会ったことでパピが自分を大切にしてきたことやエンジェルが
どんな苦境に落ちても離れなかったことに気づいてパピのところに戻った
場面はパピのなんともいえない表情をみて泣きそうになった。パピはやっぱり
いい人過ぎる。エンジェルのことをこんなに愛している。ここから幸せオーラ
全開になって、後半の結婚式の前のブランカらの贈り物や結婚式の場面は本当に
本当によかった。エンジェルのウエディングドレスもシンプルだったドレスが
花が付けてあるデザインで華やかになってエンジェルにもよく似合っていた。
最後の最後まで幸せオーラいっぱいでこちらまで幸せな気分になって久しぶりに
良いドラマを見て、気持ちが満たされた。見終わった後も余韻に浸れるくらい
気分がよかった。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました