ぎょらん

ぎょらんがなくてもあっても

内容
朱鷺と朱鷺の周りの物語

感想
朱鷺は凄く頑張ったんだと思う。ちょっとすれ違いで
大きく傷ついて引きこもってしまった。
10年の月日は長いかそれとも短いか。
私は短いと思う。つらい体験をして、自分を責めて
もしかしたら自分の命を絶ってしまうかもしれないのに。
10年でよく自分の力で就職して、仕事を
辞めたいと思っても頑張ってすごい。私だったらきっと
無理だ。

朱鷺は優しい。引きこもりで暴れることがあって
お母さんや華子に迷惑かけても。きっと優しすぎるから
何もかも自分の責任にしてしまう。
でも引きこもりから立ち直って自分の力で歩いて他の人にも
アドバイスできるくらいになるなんて、朱鷺は成長したなと
読んでいて気持ちがよかった。
ぎょらんがなくてもあってもきっと朱鷺は立ち直れて
成長できる。それでも最後にはぎょらんのと向かい合っていくのは
自分のやっていたことが間違いがなかったと確かめたいのでは
なかったのか。

もし私が亡くなって他の人に思いを残したいのなら何だろう。
夫なら子供ならと考えるとやっぱりエンディングノートは
いる。茂子さんのように細々は書かないけど大事なことだけは
おさえておきたい。

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