教祖の作りかた

幸せそうな人がいない

きっかけは同窓会。学生時代に逆戻りなのか
そうでないかはわからない。私は同窓会に一度も
行ったことがない。だがなんとなく雰囲気はわかる。
片思いだった人や嫌いな人。なんとなく友達の人。
同窓会に出たら、話したことはないのに急に話をしてくる人。
人と人が交わるととんでもないことになることも
ある。でもそれが必然だったのかもと思ってしまう。

奥寺色葉が主人公だと思っていたら大間違いだった。
裏の裏の裏まであって本当は誰が主人公?
登場人物が何人も出てくるけど誰が本当の主人公で
残りの人はどの人が重要な人?
 
あまり書くとネタバレしてしまうけど
面白かった。初めまして作家さんだけどこんなに
面白いとは知らなかった。人間の負の部分が
滲みだしていて、幸せな人なんてほとんど出ていない。
みんな自分中心で自分勝手で。
嫌な感情が自分の中でも出てくるけど、本を読むのはやめられない。

やっぱり宗教なんて胡散臭さしかない。
宗教に入って幸せと感じることがあるのだろうか?
特に新興宗教はオウム事件があってからなおさらそういう
色眼鏡でみてしまう。ただ税金面で優遇されているだけ。
なぜ宗教って税金で優遇されているのだろう?
胡散臭い宗教でも税金が優遇されているのは腑に落ちない。

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