森田繁子の過去とは?
森田繁子は農業プランニングなるものだが
仕事は幅広い。
農業や畜産がかかわるすべてのことを
解決するのが森田繁子の仕事だ。
農業や家畜の問題の裏には人間関係の問題が潜んでいる。
恋人や夫婦や家族間で農業や畜産をやっていると
各々の考え方が出てきて問題が生じてくる。
どの仕事もそうだが組織で仕事をしていると
些細なことでも譲れないことが出てきたりして
人間関係がうまくいかなくなったりする。
それを解決する方向に向かわせるのが森田繁子の
役割のような気がする。
実際に森田繁子に会ったらきっとびっくりするに違いない。
年齢は私とそんなに変わりないがけばけばしさと
体格の大きさに驚くだろう。
おまけに底なしの食欲。私は同年代でそんなに食べたら
病気になってしまうのではないのかと思ったが
それだけ消費する運動量をこなしているのかと
変に納得をした。
印象に残っている話は『第二章 山羊とアザミ』だ。
種オス以外のオスと年をとって搾乳できなくなったメスは
余分な山羊になり、その有効利用するのに食肉にすることも
あるようだ。
私は山羊肉は食べたことがないが、うわさに聞くと
沖縄では山羊肉を食べるらしい。人によっては臭いと聞いたことがある。
有効利用するとはいえ自分が育てた家畜を食用にするのは
ちょっと勇気がいるなと思った。だが実際畜産もしたことが
ない私がそんなことを言える立場でもない。
森田繁子の過去が気になる。南米やら転戦やら
過去に何があったのか。続編が出たらぜひ読みたい!