受け身?
『花束の夜』
何に対しても流されるままの水本に対してなんだかなと思う。
水本の指導係で恋人とも呼べない倉岡が仕事に対しても
指導係に任命されるほど仕事が出来ない。
倉岡の仕事のミスでも新人の水本の所為にして
水本に謝罪される。
水本は倉岡に仕事でも身体でもいいようにされている。
ただ倉岡が会社を退職して水本から去っていくのがよかったと思う。
水本は未練がありそうだが。
『お返し』
ユウハの気持ちをもっと早く気付いてやれよと思った。
毎年バレンタインデーにチョコをくれるのって好きって
ことだろう。何も思ってないのに毎年バレンタインデーにチョコは
あげないよ。どこまでも鈍感な男だ。
『新しい恋愛』
勝手に新しい形の恋愛だと思った。なぜだろう。小説にするんだから
次の恋愛ではありきたりと思ったのか。
美寧々はませている。中学生の時ってこんな恋愛に憧れがあっただろうか。
でも恋愛にあこがれがあってもちゃんと現実を分かっているから
すごいと思う。私だったら結構ショックで現実をみようとしないだろうな。
『あしたの待ち合わせ』
なにもかも人任せで自分に芯がなく、それでいて自分を俯瞰する。
私の周りにはいないタイプだ。そして嫌いなタイプだ。
いつでも好きな人がいると知っているし、自分がかわいいのもわかっている。
私からすればぞっとする。でもそういう女性って男の言いなりだから
モテるんだよな。最初だけだけど。
『いくつも数える』
津野も受け身の男だなと思う。自分から選択することがなく
人の言うことに右往左往している印象。
貴重な助言は無視するし、身から出たさびのよう。
年の離れた既婚者の日菜子さんに呑みに誘われればほいほいついていくし、
脇が甘すぎ。好意がなきゃ誘わないよと突っ込みたい。