佳境に入ってきた
内容
骨形成不全症の少年が自転車で転んでERに運ばれてきた。
感想
ケイドの父親はやっぱり曲者だった。
仕事は出来るし、名誉も名声もあるし女性慣れもしている。
ケイドにはあまり良い父親ではなかったけれども
他の人から見れば申し分がない。キッドもケイドの父親を高く
評価しているのでチャステインへ呼びたいと思っている。
だがケイドの父親は薬物中毒者だった。薬物中毒なら
どんなに優秀でもだめだろう。
ケイドは何気なく薬物のことを父親に尋ねるが父親は
やってないという。こういう時の親子の勘は当たる。
薬物中毒は一人では治せない。病院やダルクのようなところに
入って、常に薬と向き合わなければやめられない。
本当に薬をやめる覚悟がないと誘惑が周りに沢山ある。
人生が終わるまで薬と戦い続けなければいけない。
だから軽い気持ちで薬に手を出すとその後の人生を破滅させる。
骨形成不全症の少年の母親の気持ちはよくわかる。
今まで何十回と骨折をして心配するのは無理はない。
だが少年はだんだん自我が目覚めてきていて、自分のやりたいことを
母親に止められるのには納得がいかない。自分の身体なんだから
自分の思い通りにしたい。母親は子供のことは自分が一番わかっていると
言っていた。母親と子供の葛藤はよくわかる。
母親と同じ立場なら私もこの母親と同じことを言っているような気がする。
次回で最終話だが、佳境に入ってきた。デヴォンは絶好のチャンスだ。
リーラとのこれからも気になる。ケイドの父親は倒れ、
ベルの病気のせいで目が見えなくなっている。次回は最終話だが
終わってほしくない。