1000円カットでの出来事

雑記

髪がもさもさになってきたので
髪を切りに行った。今は1000円ではなく
1200円になっていた。世の中の物価上昇に
ついていけなく値段を上げたのだろうと思った。
1200円でも十分安い。普通の美容院に行くと
5000円以上になってしまう。二、三か月に一回でも
5000円以上はうちの家計では出せない。
だが髪を長くするのは嫌だ。
毛量が多いうえに白髪も多い。髪が長いと
洗髪するのも乾かすのも時間がかかる。
それが嫌で1000円カットに通っている。

平日の午後で待っている人はいなかった。
すぐにしてもらえてラッキーと思っていたら
次のお客が来た。
多分娘さんに連れられて、その母親の髪を
切りに来たみたいだ。(二人とも顔は見えなかった)
娘さんは理容師さんに(母親の髪を)短く切って
くださいと頼んでどこかにいってしまった。
理容師さんとその母親との話が聞こえてくるのだが
会話がかみ合わない。確認のために理容師さんは
髪を短めに切ってもいいですかと聞いても短いのは
嫌だと答えるし、連れてきた人が短く切ってと言っていたよと
伝えても聞かない。(理解ができない?)
連れてきた人は娘さんですかと聞くと母親だと答える。
認知症を患っている人かもしれないと思った。
他人が10分か15分の間に認知症とわかる程度ならたぶん
娘さんは気がついているのだろう。
気付いているのなら少しの時間だから待っていればいい。
それか理容師さんに認知症があるから変なことを言っても
気にしないでと一言いってからどこかに行けばいいのに。

カットが終わったのでミスタードーナツでコーヒーを
飲んでいたら1000円カットの隣のお客と思える人たちが
やってきた。母親と娘とその子供(3歳ぐらい?)で
ドーナツを買っていたのだが、母親だけが会計をしていて
大丈夫かと思って見ていると会計に少し手間取ってるよう。
会計の間、手袋をつけた店員がドーナツを箱に入れようとするのを
その母親はすごい剣幕で怒っていた。トングでドーナツを
入れろということらしい。手袋が見えてないのか。
会計の間、娘さんは子供とどこかに行っていた。
娘さんは母親が認知症の症状が出ているのを知らないのだろうか。
それとも認知症の症状を見ないようにしているのか。
小さい子供を抱えて認知症の母親を見るのはどれほど大変な
ことか。自分だったらどうするのかその時思わず考えてしまった。

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