教育は必要
カンボジアのイメージは貧困しかない。
ベトナムと区別があまりつかない。
それぐらいの知識しかなかった。
でもこの本を読むと貧困だけではなかった。
独裁政治の歴史。拷問や暴力でひれ伏すようにする。
捏造や公務員の汚職は当たり前。政治家は
自分たちが都合のいいように法律を変える。
教育も行き届かないので識字率も低いし、
国民は考えることをしない。
カンボジアにも生まれつき天才な人はいる。ソリアと
ムイタックのように。だが数少ない天才がいても
国はよくならない。それどころか天才だから故
カンボジアのような国を良くしようともがけばもがくほど
壁にぶち当たり、汚職や大量虐殺に手を染めてしまう。
国を良くしようと思っているのにうまくいかない。
本当に国をよくするにはどうすればいいのだろう。
考えてしまう。共産主義や社会主義のようにすれば
いいのかとつい思ってしまうがソ連やドイツが失敗した例を
みればよくわかるだろう。
カンボジアのように教育が行き届かなければ
政治を批判する人もいなくなるだろうし、
それ以前に自由に発言をすることすらできなくなる。
そんなことでは国民にとって良い国ではない。
日本でも裏金をうやむやにしようとしている。
このまま何事もなく放置してしまうとカンボジアのように
汚職が当たり前のような国になってしまう気がする。
改憲もそうだ。悪いことが放置されれば取り返しがつかない。
だからみんな選挙に行こう。この国のことをもっと考えよう。