未明の砦

日本人をもっと大切に

内容
ユシマ生方第三工場の非正規工員が警察に
追われることから物語が始まる。

感想
オーバーツーリズムやインバウンド客が
日本は物価が安いと言っているのが
無性に腹が立つ。観光客はほとんどが外国人。
観光地でも外国人だからかトラブルが目立つ。
もしこれが日本の観光客ばかりだったらこれほど
トラブルはないのだろうと考えてしまう。
日本っていつから物価が安い国になった
のだろうか。何が原因でこうなってしまったのだろう。
そのヒントがこの本にあるのだと思う。

この国の働き方がいかに間違っていたかよくわかった。
非正規職員にしても、パートの保険加入にしても
外国人の雇い入れにしてもこんなことをやっていたら
(いかに人件費を安く、使い捨て、その代わり税金は
たんまり払ってもらう)
経済が回らないのは当たり前だ。
本を読んでいる時は腹が立って仕方がなかった。
人をばかにしたように機械より下なのだから。
派遣や外国人雇い入れも禁止にしてパートの保険加入も
もっと幅を持たすべきだ。派遣社員もなくして
初めから社員にすれば経済的にも安定するし
パートの保険加入も税金分を考慮しなくて済む。
将来の子供のためなら今すぐでも非正規社員などを
やめないといつまで経っても日本の経済はまわらない。

貧困をなくすためにはどうすればいいのかと思って
経済の本を読むが考え方によって色々でどれが正しいかは
わからない。だがずっと経済が停滞しているのだから
それと反対のことをやれば経済は上昇するのではないかと
素人考えで思ってしまう。まずは減税から始めてほしい。

きっと国や政治家や財務省や経済連の人たちは自分のことしか
考えてない。もっと本気で日本の行く末を考えるならば
こんな愚策なことはやらない。
もっと日本のことを考えてくれる人たちはいないものか。
こんな国にしたのは自分たちにも責任がある。
政治家など野放しにしたからだ。
だけどなんとか自分たちが誇れるほどの日本にしたい。
そうするためにはもっとみんなが考えていかなければならない。

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