ヨギ ガンジーの妖術

久しぶりの名探偵

内容
「王たちの恵み」「隼の贄」「心魂平の怪光」「ヨギ ガンジーの予言」
「帰りた銀杏」「釈尊と悪魔」短篇

感想
初めての作家で名前を聞いたことがなかった。
すごく有名な推理小説家らしい。どんな推理小説を
書くのか期待度は高まるが読んでみないとわからない。

予想以上に最初の「王たちの恵み」が面白かった。
からくりが分かったときのスッキリ感。久しぶりに味わった。
これこれ!この感じ。そして短篇だからすぐ答えが
わかる。ただ、私の能力不足なのか頭の回転が悪いのか
自分が思っている以上に読むスピードが進まなかった。
この時期だから暑さのせいもあるのかも。

推理小説の感想でおまけに短篇だから感想を書くのが難しい。
ただ面白かったと書けばいいのだが、それだと味気がない。
詳しく書くと犯人やからくりがわかってしまうし、
これから読もうと楽しみにしている人にはネタバレするかもしれないので
それもお勧めできない。
読んだ人には共感や違う意見があっていいと思うが、
これから読みたいと思っている人は(特に推理小説は)
ネタバレされた時にはそれこそ殺意を覚えるほどだと思う。
 
ヨギ ガンジーは名探偵だ。人が気が付かないことによく気が付くし
物事をよく見ている。名探偵と言われる人は物事をよく見ているし、
頭の回転も他の人よりもずっといい。名探偵と言われる人たちと
共演したら面白いと思った。

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