この題名を見たときちょっと胡散臭いなと感じた。
幸せという言葉が引っかかったのかもしれない。
スピリチュアル系かなと思っていた。
幸福の正体を脳内物質をベースに考察している。セロトニン的幸福を
心と体の健康、オキシトシン的幸福がつながり・愛、ドーパミン的幸福成功・お金とする。
幸せの三段重理論でセロトニン的幸福が一番下次にオキシトシン的幸福で建築で例えると基礎や土台となる。一番上がドーパミン的幸福となる。
実践編ではセロトニン的幸福は睡眠、運動、朝散歩や自己洞察力を
高めることなどがある。
オキシトシン的幸福では感謝をするや親切にする、人間関係について学ぶなど 。
この二つについては実践すれば心身共に健康になるのはわかるが
如何せん基本ぐうたらな私は運動や朝散歩など強制的にしないと
いけないとうんざりしてくる。そしてやっても長くは続かない。
ドーパミン的幸福は自己成長や達成感、依存症の原因物質や自己破綻など
光と闇がある。「ドーパミンとうまく付き合う」ことが人生の成功するか
失敗するか、幸せになるかの分かれ目と書かれている。
最後の章で「食」については私が常日頃から気にしていることで
特に興味を持った。「ゆっくり食べる 食のマインドフルネス」だ。
いつもダイエットしなければと思いつつできてない。
色々なダイエットを何十回と挑戦し挫折し、継続できず、日に日に体重は増えるけど
放置したままだ。頭の片隅ではダイエットも文字はいつでもあるのだが
結局できていない。
だがゆっくり食べるというのがぐうたらな私でもできるのではないか。
確かに前にもゆっくり食べる、30回噛むをやったことはあったがやめてしまったが
今回は食べ物を味わうことに注目して30回噛むをやってみようと思う。
いままで慌ただしく食事もして、味わうことはしてなかった。
これを機にゆっくり食事をし、味わうこと、楽しむことをしてみよう。
若いときに昔に発言したことを後悔したり、落ち込んだりした時があった。
過去のことはどう足掻いてもどうしようもないことはわかっているが
塞ぎこんだ時期があった。
この時期の私や精神的にまいっている人や助けてほしい人は読んで
損はない本だ。良いこともたくさん書いてあるし実践できることである。
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