「怪奇探偵リジー&クリスタル」

こういうのも好き

内容
特異体質の二人が怪奇な事件を解決していく

感想
第一話の話がグロすぎてうーんとなってしまったけれど、
二話、三話と読み進めるうちにおもしろくて
あっという間に一気読みしてしまった。

リジーが殺されても死なず、後に細胞が集まってきて
復活するとかクリスタルが身体が透明なのとか
キャラクターの設定もいい。
時代背景も昔のアメリカっていうのも良い。
もし昔の日本っていう設定だったらどういう話になるのかと
想像しても楽しい。
リジーの持っている三十八口径リボルバーじゃなく、
刀になったりするのかなとかパルプ雑誌が春画になったり
(パルプ雑誌の代わりではないけれど)するのかなと想像が掻き立てられる。

三話のリジーに関する出生の秘密がかなり
自分の好みの話で良かった。ドラゴンボールの玉の
集めるみたいで(ドラゴンボールは集めれば願いが叶うけれど
この話は瓶を集めるとはリジーができる。)面白かった。
リジーもリジーの赤ちゃんもかわいそうだけれど、
リジーの赤ちゃんが怪物になるのならペンドラゴンの処置もしょうがない。
人間か怪物かどちらを取るか、だからだ。

自分が意外にSF好きなのがわかった。あまり自分から
進んで読まないジャンルだから、全部読めるかなと心配だったけれど
なんてことはない。杞憂だった。SF小説が良かったのかそれとも
この本が面白かったのかは分からないが。
また続きがあったら読んでみたい。

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