阿佐ヶ谷姉妹はテレビで見ていて好感を持てるお笑いの二人組だ。
年代も同じくらいだし、どぎついお笑いではなく、安心して見れる
お笑い芸人だ。
そんな二人の本をあるのを知ってこれは是非読んでみたいと思っていたところ
kindleで見つけて早速読んでみた。
この本はウェブサイトでリレー形式でエッセイを掲載したものだが
共感あり、笑いあり、涙ありで阿佐ヶ谷姉妹すごい!!
私にはこんな面白い文章書けないと痛感してしまった。
意外にえりこさんのほうがしっかりしていると思いきやみほさんのほうが
本を読む限り貯金もあるし、忘れ物もないし(エッセイの中でえりこさんは
忘れ物で痛い目にあっている)、考え方もきちんとしている。
私はどちらかといえばみほさんタイプだ。貯金はないし、考え方はきちんとしてないが。
特にみほシャットダウンは本当に共感する。私も疲れた時や気分が沈んだ時は
誰ともしゃべりたくないし、何もしたくないしひたすら寝る。こんな時が
年に数回ある。正直こんなことになるのはあまりいないかなと思っていたが
仲間がいる!とうれしくなってしまった。
えりこ過多の話もわかる~とうなずくほどだ。ずっと同居していて仕事も一緒でと
考えると私には真似ができない。私だったら3日が限度で、途中でおかしくなると
絶対なると思う。
朝暘のことの話は途中何回も泣きそうになったけど、我慢して耐えた。
奥さんを急に亡くしたおじさんが不憫でなにも言えなくなってしまった。
こんなに愛されていたら急に亡くなったことは残念だけど、一緒にいるときは
幸せだったんだろうな。
阿佐ヶ谷がとても良くて阿佐ヶ谷姉妹がこの町で愛されてることがわかる。
こんなアットホームな街なら一回でも行ってみたい。住まないとわからない
かもしれないがちょっとした雰囲気だけでも味わいたい。