「無理ゲー社会」を読んで

以前に橘玲の本を読んで共感やなるほどと思うことが多く、面白かったので
違う本も読んでみた。

この本はあくまで一般論である。表面をサラッと撫でてあんまり深くまで
追及はしていない印象だ。読み始めると何か所か違和感があった。
違和感の決定的だったのユニバーサルベーシックインカムの日本国籍の
ことでシンプルに分かりやすく具体例を書いてくれたとは思うがあまりの抜け穴の大きさにさすがにそんなことはないだろうと突っ込みを入れたくなった。
非現実的で、そのこと単体で受け入れるのならば、そういうことになるが
現実ではありえない。
ユニバーサルベーシックインカムを導入するのであれば、政府はそれなりに
準備するだろうし、それ以前に導入するかも議論がもちろんあるだろう。
私の読み間違えか意味の取り違えかと思い2、3回読んだがやっぱり間違えではなかった。
こういう懐疑的なことが書いてあると他のことも懐疑的になって
純粋に本を楽しめなくなった。

事実のこともあるとは思うが、「たら・れば」の話が多く現実に即した話なのに
ノンフィクションだと思って読むと穴だらけで面白くなくなってしまう。楽しく読もうと思ったらフィクションの話だと思って読むと楽しめるかもしれない。

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